WRO GIFU 2016(WRO2016岐阜地区予選会)が開催されました
2016年7月3日(日)、かかみがはら航空宇宙科学博物館にて、第9回目となるWROGIFU 2016 (WRO岐阜予選)が開催されました。出場チーム数は小学生13チーム,中学生7チームの計20チーム。これまでの9回の開催の中で最大の参加チーム数となりました。
岐阜予選会場: かかみがはら航空宇宙科学博物館内の工房
かかみがはら航空宇宙科学博物館長浦館長の開会挨拶,WRO岐阜予選実行委員長の浅野各務原市長の挨拶の後,全般ルールとサプライズルールが発表されました。
全般ルールは世界大会と同一ルール,サプライズルールは小学生・中学生ともに,コースの途中に『お金』をシンボルした黄色ブロックが置かれ,それをゴールに持ち込むことでサプライズ得点5点が上乗せされて105点満点となるルールでした。
長浦館長の開会挨拶
浅野市長の挨拶
サプライズルール発表直前,どんなお題が出るかな?
【小学生の部】
1回目競技は各チームともにコース途中で断念するチームが続出し「S.Y.Y.T」の60点が最高得点でしたが,2回目競技ではいずれのチームも調整が奏功し得点が伸びました。
その中で2チームが完走し「Team-蓮優」はゴミ捨て場に1個赤ブロックが入りきらず95点,「R.R」はサプライズルール以外はパーフェクト100点,僅差で「R.R」が優勝し「Team-蓮優」が2位となりました。
「Turtle Boys」は4個の赤ブロックを回収して青ブロックに置き換えて赤ブロックのゴミ捨て場への廃棄は成功したものの,ゴールに辿りつけなかったため3位となりました。
本戦の様子(小学生)
【中学生の部】
世界大会と同一ルールでミッションが高度であったにもかかわらず,1回目競技は第1走者の「MRT Japan」がいきなりパーフェクト完走?となりましたが,制限時間120秒を2秒オーバーし惜しくも95点。
2回目競技では各チームとも得点が伸びましたが,第1走者の「MRT Japan」が今度は制限時間120秒以内でパーフェクト完走の100点。
1回目競技では4個のブロックをゴミ入れに入れたにも関わらず,色と形が誤っていたため得点が伸びなかった「Enter」が,2回目競技では3個のブロックを,色と形を正しく合わせてゴミ入れに入れることに成功し2位となりました。
同様に2回目競技で2個のブロックの色と形を正しくゴミ入れに入れた亀中FINALが3位となりました。
本戦の様子(中学生)
各務原市教育長賞は、小学生の部の「Team-蓮優」が選ばれました。ブロック取り込みのスライド機構が評価されました。
審査委員長アイデア賞としては、中学生の部の「Y&Y」が選ばれました。ロボットのコンパクト性及びジャイロを使用した方向転換が評価されました。
<競技結果の一覧>
【 小学生の部競技結果 】
優 勝:R.R 100点/105点満点
第2位:Team-蓮優 90点/105点満点
第3位:Turtle boys 80点/105点満点
表彰式の様子(小学生)
【 中学生の部競技結果 】
優 勝:MRT Japan 100点/105点満点
第2位:Enter 65点/105点満点
第3位:亀中FINAL 41点/105点満点
表彰式の様子(中学生)
【 各務原市教育長賞 】
Team-蓮優(小学生)
【 審査委員長アイデア賞 】
Y&Y(中学生)